少し前に依頼した確定拠出年金の事業者記載部分が戻ってきました。
今回は自分と妻の2人での口座の作成ですが幸いなことに全く同じタイミングで書類が戻ってきました。
ここまでの期間は年末に資料の取り寄せ、依頼で結局少し時間がかかりましたが残すところは自身での記入部分の記入のみとなります。
これは私ども夫婦の悲しい宿命ですが、我が家は夫婦とも企業年金がない会社なので完全に自分たちの自己責任ということになります。
先に作成したNISA口座も無事に夫婦ともども開設ができたことから引き続き確定拠出年金の口座の作成に移ります。
ここからは再度税務署の審査などが入るのでまたひと月くらいの空白期間が発生します。
前もお話ししたのですが、この制度自身はそこそこ前からあるのですがそれほど知れ渡っていないようで全体の1パーセント弱ということです。
確かに運用をするということはリスクを伴いますが、現代はリスクといい意味で向き合いながら過ごさなくてはいけない時代だと感じます。
男性も高齢化だが女性はその上をいく
我が家が確定拠出年金に舵を切ったのはやはり妻の老後(私もですが。。。)の心配があるからです。
私は今まで高齢期を専門としていました。今後はわかりませんが全体的な傾向としては女性が長命である事から、老後対策は男性もですが女性こそ大切になってくると感じます。
現実高齢期は年金が主たる収入源という方が概ね7割。そこにそれぞれの生活スタイルで資産を切り崩していくことになります。
ご夫婦である場合は女性が長生きすることを前提にライフプランを組むことが必要です。
我が家は公的年金こそあれ、それ以外の会社頼みの資産形成が難しい現実を受け止めるところからスタート
現在、退職金や、企業年金はその比率を落としています。厚生年金基金の解散などは私どもの両親世代では出てきているところも多いように感じます。
比較的老後安定筋の公務員の方でも、以前に比べるとリスクは増えているように感じます。
我が家も結局すべてを会社に任せるのではなく自身で考えようということでその取り組みの一つが確定拠出年金という形になります。
しかしながら老後の経済的な問題は確定拠出年金のみでは対応困難です。
ここに課税口座での運用積み立てなどを行うことでほかの方の老後資産並みにならないかなと感じています。
確定拠出年金、企業にお願いするときは少し早めに動いたほうがいい
非課税口座は税務署の審査もありますから少しゆとりもって準備するといいと感じます。
こちらの記事などに参考書籍なども示してあるので勉強されるのも一考です。
以前もお話ししたように確定拠出年金は職業等で掛け金の割合が異なってきますので、これを機会に自分の年金はどのようになっているのかを学習する機会にされるのもいいと思います。