働いていて感じるのはやはり細かな対応力だと思う。
新人のソーシャルワーカーとして一番問題になるのは細かな質問への対応である。
発達障がいがあるがどのような支援先が良いのか?
不登校であるがどのように学校と連携をとるべきか?
保険者をまたいでこのサービスは利用が可能ですか?
等など、今まで高齢者畑であったこともありこのような具体的なアドバイスは概ねこのような感じでしょう。
というものはあるもののいまいち的を得ていないような対応になってしまったりしています。そうなんですね。やはりまだまだ引き出しが足りないという事。
引き出しを増やすには
- 読書などで知識量を増やす
- 先輩や行政に聞く
- 研究会に参加する
など様々ありますが、綺麗ごとを抜くとやはりこれは聞くしかないという辺りになるのかもしれません。
福祉や医療はある程度の即効性が必要な場合が多いように感じます。もちろんゆっくり考えることも可能ですが、タイミングを逸すると取り返しのつかないケースもあります。
自宅では本などを読んで勉強をするものの結局はどれだけケースをこなして判断力に応用が利くのかという辺りになります。
福祉の仕事を生業にしていても、当事者にはかなわないことがとても多くあります。高齢期は比較的受け身な支援であるように感じることが全体としては多かったように感じますが、ここしばらくは児童関連なども担当しておりお母さんを中心とした熱量に圧倒されることもしばしばです。
結局相談員も現場の介護の方や看護師さん、ケアマネもルールが全てではないにせよ大枠のルールの中で仕事をする我々はそのルールを日々研究する必要があると感じます。斬新な思考も必要ですがやはり基礎があっての応用であると感じます。
最近はまだまだ応用力を磨く必要を感じながら働いています。
何度人に聞いたか?疑問を持ったか?おのずから調べたか?
これが支援の質を上げる大きな要因になると感じます。