高齢福祉一覧

高齢期の悩み、若い障がいのある方の悩み少し違うが本質は似ているかもしれない

ケアマネを少し離れ、相談支援員の見習いとして働き始めた中での少し感じた事等を今日は書いてみようかと感じます。 高齢期は子どもの世代が介護に戸惑うことが多い。 サポートををする世代は、子どもの世代であることが多くなります。年代にもよりますが、子どもが子育て期や、子育て終了期のどの段階にあるかにもよると感じますが、子育て期に重なると、子どもの世話、親の介護が同時にのしかかります。 反面、子育て終了期後は、子育てには手がはなれるもの自身の高齢期にも重なり体力的な課題も出てきます。 同時に自身の高齢期にも差し掛かることから、年金生活などへ移行するタイミングであることから経済的な側面での課題も出てきます。 また、近年は高齢者のみの世帯も増えているため、住居の...

認知症の検査が結構ざっくりな件

認知症というとよくある検査に長谷川式簡易知能スケール(HDS-R)などを思い浮かべる方も多いと思います。 施設などでもこの検査よくありますし、かなりメジャーな検査です。 つい最近このテストの発案者の長谷川先生がご自身も認知症であるとの話題が出ていて私もびっくりしています。(以下はそのことが書かれた認知症予防財団の記事です) 最近は検査の方はどんな感じになるのでしょうか。 結構この検査で20点以下だから認知症の可能性がありますね。。 等という形で認知症を評価される傾向があるかもしれません。 このようにとても有名な認知機能検査ですがこれだけに偏ると適正な判断ができないことがあります。 現在、認知症。といわれた方でも場合によっては再度原因...

高齢化で困ること 買い物に行けない 田舎の地域

都市部と違って田舎ならではの高齢化の問題もあります。 私の住む町も近くに田んぼが多くのどかな地域です。地域的には土地なども比較的安いので若い世代にとっては済むのにも悪くない地域です。 そのため、建売住宅も多く、たくさんできています。 また、このような地域は基本的に車ありきの地域になります。 認知症による運転問題の話以前の問題として 最近は認知症の運転問題などがクローズアップされています。それだけ高齢者が増えている事もありますが、最近は高齢者の事故というと判断力が落ちているから。。といった形にされてしまうことも多いような気がします。実際問題若いころのくらべると病気で無くても脳の容積は減少する傾向があることから高齢になると判断力が低下するというのは完全に否定できないところで...

兼務ってどうなんだろうと考える。

仕事をしているとこう色んなトラブルが発生してくるように思います。 最近も自分の担当に色々クレームを出され若干意気消沈していました。 私は介護の現場の掛け持ちをしているのでヘルパーとケアマネの境がよくわからなくなることがあります。 同じ介護の軸だから同じだし、チームケアだからといわれると正論な気がするのですが、実際掛け持ちをするということはとても気を遣います。 現場としても上司が2人いますし、利用者さんもマネジメントしながら、現場のケアとなるととても難しいものがあります。私は前職は専任でしたから、担当件数は減りましたが、ストレスなどはむしろ増えていますし、所詮は掛け持ちですから、専任でやっている人の良くて50%の対応になってしまうように感じます。 ただ掛け持...