高齢者福祉一覧

高齢期の悩み、若い障がいのある方の悩み少し違うが本質は似ているかもしれない

ケアマネを少し離れ、相談支援員の見習いとして働き始めた中での少し感じた事等を今日は書いてみようかと感じます。 高齢期は子どもの世代が介護に戸惑うことが多い。 サポートををする世代は、子どもの世代であることが多くなります。年代にもよりますが、子どもが子育て期や、子育て終了期のどの段階にあるかにもよると感じますが、子育て期に重なると、子どもの世話、親の介護が同時にのしかかります。 反面、子育て終了期後は、子育てには手がはなれるもの自身の高齢期にも重なり体力的な課題も出てきます。 同時に自身の高齢期にも差し掛かることから、年金生活などへ移行するタイミングであることから経済的な側面での課題も出てきます。 また、近年は高齢者のみの世帯も増えているため、住居の...

兼務ってどうなんだろうと考える。

仕事をしているとこう色んなトラブルが発生してくるように思います。 最近も自分の担当に色々クレームを出され若干意気消沈していました。 私は介護の現場の掛け持ちをしているのでヘルパーとケアマネの境がよくわからなくなることがあります。 同じ介護の軸だから同じだし、チームケアだからといわれると正論な気がするのですが、実際掛け持ちをするということはとても気を遣います。 現場としても上司が2人いますし、利用者さんもマネジメントしながら、現場のケアとなるととても難しいものがあります。私は前職は専任でしたから、担当件数は減りましたが、ストレスなどはむしろ増えていますし、所詮は掛け持ちですから、専任でやっている人の良くて50%の対応になってしまうように感じます。 ただ掛け持...

高齢者福祉と障碍者福祉

私は今までどちらかというと高齢者関係の仕事がメインでしたが縁があって障碍関係のサポートもするようになりました。 高齢になると個人差がとても大きく認知症などによる認知機能の低下や、身体機能の低下など後天的な要因で身体機能が低下することがあります。これは後天的(生まれた後に)な要因がほとんどです。また、認知症に関してはごく一部を除き個人差はあるものの右肩下がりに悪化することが多いようです。 私はこのような方のケアに15年程度携わってきました。 そこに来て3年ほど前から障碍のある方の支援なども担当するようになりました。 障碍も内部、精神、知的、身体などそれぞれの特性があります。高齢者の方のように後天的というよりは先天的、後天的なものは半々くらいなのでしょうか? 私も...

高齢期と家のあり方について考えてみる 持ち家編

賃貸派の対局ではないですが持ち家についても考えてみます。 日本には古くから持ち家思想などがあり、いずれは自分の家を持つという方向に舵を切る方が多いように感じます。 一方このブログにもあるように日本は少子高齢化になってきています。 結婚後、子どもさんが生まれた前後などに家を購入される方が多いようですが、日本全体から見ると住宅は余ってきているということが言えると思います。私たちの住む岐阜でもマンションなどは空き家がかなりの数があります。 私たちが結婚後賃貸に引っ越しましたが、その時紹介してもらった物件の近くを通ることがよくありますがやはり未だに空室のままだったりしています。なかなか人を集めるのも難しいのかもしれません。 また、自宅のポストには毎週住宅関連の広告が入ってい...

高齢期と家のあり方について考えてみる 賃貸編

今回は住宅と高齢期について少し書いてみたいと思います。 住む場所はその人たちのライフスタイルによるところが大きいわけですが、大きくは賃貸と持ち家に分かれるのではないでしょうか? 生活の様式もあると思いますが、1つのパターンとして結婚をしたときに賃貸、その後子供が生まれたころに持ち家を取得しというパターンが多いような気がします。中には結婚を機会にして家を買われる方も多いかもしれません。 家というのはそれぞれに価値観があるので何がいい悪いということはないのですが、今回は高齢期の方々などを見ていて感じることを少し書いてみたいと思います。 初めに示したパターンですが、まず賃貸住宅ですが、賃貸住宅は残念ながら自分の思うような改装などは困難です。大家さんの許可が出たらという...