高齢者福祉一覧

訪問介護の事、人員不足はやはり他人事ではないなと感じること等。

国は在宅での介護に力を入れていますが、人手不足に関しては最近も仕事柄とても厳しいものがあるなとより思いを強くしています。 調整のときにやはり難しくなるのは 基本的な部分として人手がいないことからサービスが組みにくいサービスに入っていただけても時間が限られていたりすることで他社との調整が難しくなる このような問題が出てくるかと感じています。 特に若い世代などは自宅での生活を望まれる傾向が特に強いと感じます。 これは施設の質などの問題以前に、若い世代というのは何物にも拘束されるのが心理的にきついと感じるところも大きいのではないかと感じます。 また、訪問介護自体は一時期、資本金などが少なくてもスタートができる。箱ものがいらない。職員さんをパートで雇用して人件費...

訪問介護の事について。なり手が少ないことと、それなりにハードルが高い事。施設勤務などと比較も含めて。本日も調整難航の現実から。

訪問介護は在宅の生活の要の部分なわけですが、なかなか人が集まらないようです。私もお願いしたいもののなかなか調整が難しいのです。 そのあたりつらつらと書いてみます。 誰でもできないというハードルがあると思います。 訪問介護は居宅にて介護をするわけですが、新人さんにはハードルが高いという側面があります。 施設に勤めているといやでもたくさんの介護をやることになります。実際問題これがなかなかの数になる訳で、とてもハードな勤務になるため、施設での離職の一因であるとも感じます。 しかしながらメリットもあり、施設での勤務は基本的な介護技術の習得が可能です。これは今後介護を生業にしていく方にはとても意義があると思います。 ハードながら施設での勤務ができればその後選択の幅...

ケアマネをしていた時に感じたこと。高齢期と住宅のこと。

若い時に買った家と、高齢期に必要な家の構造にはどれだけかの違いがあります。購入のタイミングや設計の参考にしてもらえるといいかなと感じています。 少しまとめながら加筆したいとも思います。 水回りに関すること 高齢期になってくるとどうしても入浴、トイレ関係に不自由が生じることがあります。これは主に足腰によるところが多いように感じます。 トイレに関しては今は洋式が多いですが、これは当然和式のそれに比べればとても有利になります。 起居動作は少し高さのあるところであるとしやすい傾向があります。 地面に座った状態から立ち上がるよりも、椅子からの立ち上がりが楽であるように高齢期のポイントとしては少し洋式化の方がいいのかもしれません。 ここでポイントとなるのは洋式...

三者面談では「特に困っていることはありません。」という人でも一対一で話し合うと実は悩みがあることもあるという話。

ケアマネ時代からそうですが面談のときには少し気を付けないといけないこともあるように感じます。 対人支援だからではなくても結構あるあるな事例だと思います。 人は第三者を挟むと会話の内容が原則差し障りのない内容となる。 面談のときに利用者さん、自分、事業者で話す場合と、一対一で話す場合では内容に差異が生まれることがあります。 これは利用者さんが利害関係のある人と話す場合によく見られます。 これは相手に気を遣っているからなんですね。 このような3者で話し合う場合は結構本音の部分を話してもらえない場合が多くあるように感じます。 人は皆「秘密」を持っています。 これは誰にでも共有できるとは限りません。 支援を受けている関係でもこの傾向は見て取れま...

高齢期の悩み、若い障がいのある方の悩み少し違うが本質は似ているかもしれない

ケアマネを少し離れ、相談支援員の見習いとして働き始めた中での少し感じた事等を今日は書いてみようかと感じます。 高齢期は子どもの世代が介護に戸惑うことが多い。 サポートををする世代は、子どもの世代であることが多くなります。年代にもよりますが、子どもが子育て期や、子育て終了期のどの段階にあるかにもよると感じますが、子育て期に重なると、子どもの世話、親の介護が同時にのしかかります。 反面、子育て終了期後は、子育てには手がはなれるもの自身の高齢期にも重なり体力的な課題も出てきます。 同時に自身の高齢期にも差し掛かることから、年金生活などへ移行するタイミングであることから経済的な側面での課題も出てきます。 また、近年は高齢者のみの世帯も増えているため、住居の...