高齢者福祉一覧

現場ストレスと自主性

最近Twitterなどで定期的介護関係の人とコミュニケーションを図っていますが感じることは結構多くがストレスの高い状態にあるんだなという事。 よく現場の人間関係が悪いというのも良く聞く話。 皆何かに疲れて本音が言えない。ないしはいら立ちが募ってパフォーマンスが低下。なんて悪循環が発生しているように感じます。 利用者さん中心という思想も間違いではないにせよ、真剣に取り組んでいる人には結構な精神的な負担であるようにも感じます。 それは上限が無いから。気が付かずにバーンアウトされている職員が多い事に気が付きます。 私はケアマネをしていてとても感じるのですが、意外にご本人よりそれをサポートする家族が協力に疲弊していたり、サポート側の施設などが人員不足で疲労困憊な...

オムツのランニングコスト研究(適時更新の課題)2018.07.28

よくある話で避けれないオムツ事情 昔特養に勤めておりましたが、やはりとてもオムツは使用します。 施設さんの中ではオムツ0を推奨されているところもありますが、全国的に見ても少ない。 いかに難しいことなのかよくわかりますし取り組みとして素晴らしいと感じます。 施設ではおむつ代も含まれるケースもありますが、在宅生活ではこれは必要な経費になってしまいます。紙パンツを含めるとこの排泄関連のコストは概ね介護が終了するまで永続的にかかりますから考慮すべき課題です。 お店にはオリジナルブランドの物なども増えました。これらはメーカーの店舗向けに商品化されているものでクオリティには差が無いといわれていますから試してみる価値は高いと思います。 実店舗での購入 購入...

高齢者福祉と障碍者福祉

私は今までどちらかというと高齢者関係の仕事がメインでしたが縁があって障碍関係のサポートもするようになりました。 高齢になると個人差がとても大きく認知症などによる認知機能の低下や、身体機能の低下など後天的な要因で身体機能が低下することがあります。これは後天的(生まれた後に)な要因がほとんどです。また、認知症に関してはごく一部を除き個人差はあるものの右肩下がりに悪化することが多いようです。 私はこのような方のケアに15年程度携わってきました。 そこに来て3年ほど前から障碍のある方の支援なども担当するようになりました。 障碍も内部、精神、知的、身体などそれぞれの特性があります。高齢者の方のように後天的というよりは先天的、後天的なものは半々くらいなのでしょうか? 私も...

脱水について

ここ数日、暑さもかなりの物です。私の住む岐阜は39度などが何度も出ています。 この時期によくあるのが脱水や熱中症です。私の担当している人も80.90の方も多いので要注意です。 脱水といってもこれは水だけが出て行っているわけではないんですね。 水と一緒に塩分やカリウムなどのミネラル分も出て行っているんです。 塩分には体の中に水分を貯めておく働きもあります。一般的には塩分は取りすぎると高血圧の原因になります。それは体の中に水分が増えて心臓に負荷がかかるためです。しかしこれが無くなると水分を体に蓄えることが難しくなるため脱水をより良くない状況にしてしまいます。 水分の補給と共に失われた塩分、電解質関連の補給も大切です。 コ...

高齢期と家のあり方について考えてみる 持ち家編

賃貸派の対局ではないですが持ち家についても考えてみます。 日本には古くから持ち家思想などがあり、いずれは自分の家を持つという方向に舵を切る方が多いように感じます。 一方このブログにもあるように日本は少子高齢化になってきています。 結婚後、子どもさんが生まれた前後などに家を購入される方が多いようですが、日本全体から見ると住宅は余ってきているということが言えると思います。私たちの住む岐阜でもマンションなどは空き家がかなりの数があります。 私たちが結婚後賃貸に引っ越しましたが、その時紹介してもらった物件の近くを通ることがよくありますがやはり未だに空室のままだったりしています。なかなか人を集めるのも難しいのかもしれません。 また、自宅のポストには毎週住宅関連の広告が入ってい...