専門学校に通っていました
私はこちらに関しては専門学校を卒業しています。
大学を出てから通いました。今はある意味良い面もあり、国が一部費用を負担してくれる制度などもあり、私たちの住む岐阜でもそのような対応ができるようです。このような制度がありますから学びたい方にはとても良いシステムができてきていると感じています。
しかしながら私が取得したころと違い、現在は国家試験を受けることが義務になっています。その点は専門学校に通う意義についてもメリットが少し無くなってきてしまっているところは残念なところです。しかしながら、基礎教養としてまた、実習などを通して少しずつ福祉の世界を学んでいくには良い方法だと思います。
ご自身が福祉関係の学校を選択している方、お子さんを進学させたい方等学校生活、実習、学習方法などを学校関係者でない公正な第三者の目線からお話しします。
スキルアップの土台として
私が、介護福祉士から、社会福祉士、ケアマネ、別の方向性として看護学校に通ったことなども踏まえて、働きながらスキルアップをしたい方には具体的なお話ができると思います。
私は少し珍しい。福祉から医療を目指した側面もあります。
看護師からスタートしたいという方もおそらく多いと思いますが、比較的人気が高いことや給料体系が良いことから看護師を目指す方も多いようです。しかしながら試験のハードルが高かったり、正看護師ですと専門学校校3年、大学では4年、時間とお金もかかります。
経済的な余裕が少ない方もあると思います。このような点から少し遠回りながら福祉から医療へという方向性も検討されるといいかと思います。働きながらスキルアップをするにはとても良い方法です。
福祉は求人が現在とても多いです
仕事がハードな環境です。しかし裏を返せば働き先が充実しているとも言えます。しっかり学ぶ中で専門性を身につけることができます。高齢者だけでなく、障碍分野でも介護力にある人材は求められています。自分の環境に合わせて働き方を選べるメリットもあります。
私はケアマネをしていますが、現場で実力を積みマネジメントへも進めます。現在は処遇改善の交付金の影響で少しずつ賃金体系も改善されつつあります。
施設に選び方、スキルアップの方法などをお伝えすることができます。
事業者側から見ると有資格者はやはりありがたい存在
現場で介護をしていたころは正直なところあまり介護報酬の事等は気にならなかったのですが、サービスをマネジメントするようになり加算や減算の事も多少知ることとなりました。
現在介護の現場は慢性的な人手不足であることはだれもが認めるところです。
今後の高齢化率をみてもまだまだ介護の需要は増える一方だと感じます。
国としては最近の傾向としてやはり質に重きを置いています。
このページの介護福祉士などもそうですが、例えばデイサービスなどではリハビリなどの加算についても有資格者を増やすことで報酬を増やそうという動きは今後も一定に続いていくと考えられます。訪問介護や、デイサービスでも処遇改善加算という名目で一定数介護福祉士を増やすと介護報酬がアップする仕組みになっています。
介護保険は社会保険方式であり単価は全国で変わりがありません。
この点からすると施設が経営を安定させるためにはやはり有資格者の人材を確保していかなければならないという都合が出てきます。
また、処遇改善加算は原則的に介護の現場で働く人の経済的支援の一旦ですが、手当などへの反映も勤続年数や、役職、取得資格によって増減があるようですからやはり取得できるのであれば取得しておきたいところだと思います。
それでも夜勤や変則勤務、ましてやご家庭がある方は勉強が難しいという課題に私なりに答えてみる
私自身がケアワーカーとして10年弱現場で働いてきました。加えて複数の資格を働きながら取ってきましたのでその点も踏まえながらの話ですが。
よくあるのが勉強のやる気はわかるが形から入る人が多いという点です。
よくありがちなのが高価な通信教材を買ったというケースです。
この手の物は基本的に上記に示した「時間のやりくりが難しい」という方にはかなり不向きです。
かなり膨大な量のテキストが届きますが、正直私はこれ試験が終わるまでに何回使えるのかという課題が残ります。
時間がない割には多くの事に取り組もうとして結果として挫折する。
このパターンが多いような気がします。
こちらをご存知の方も多いと思います。こちらは私のお世話になるアマゾンで3000円ほどで手に入る中央法規の過去問題集です。よく私は「どうせ過去問なんて過去に出たやつだから次の年は出ない」と聞くのは全国共通だと考えます。
ただ、この過去問それでは全部解けますか?と問われたら。。。。。
過去問は何が大切かというと出題の傾向を掴むための道具という点です。
皆さんにはまず高価な教材に手を出す前に一度傾向を掴むためにも過去問をやってほしいということです。時間がない人が膨大なテキストを読んで出題の傾向を掴むのは大変なことです。
そしてテキストを読んだだけでは出題の傾向を掴むことはほぼ無理だと思います。
その点実際の問題に触れることはとても意義があることだと感じます。
何か疑問があったりサポートを希望される方、精神保健福祉士を受験希望の方(管理人も受ける予定)からのコメントお待ちしています。