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こういった悲劇

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先日は掛け持ち記事で少し愚痴っぽっくなりすみませんでした。

自己覚知は必要なんですが、自分も人間らしい人間だなと思います。この業界に15年程度もいると学生時代のきらきらした自分をどこかに置き忘れて来たような気分にさえなるんですがある意味すごく現実になってきてしまっている自分も感じます。

今日はお盆期間で本来は休みだったのですが、社長がアポイントをとった利用者さんがあったため同行で援助をする予定でした。

車中で前日のトラブルなどについて話しましたが、まぁ気にしないで的なボスの対応にありがたみが感じられました。

予定より早く着いたので近くのコンビニでアイスコーヒーの定番コースでぼちぼち行こうか。と歩みを進めました。

就労施設ではうちのボスも話をしていたようですが、ご自宅は今回初とのこと。

ナビとグーグルマップは必須アイテムでほぼご自宅も絞り込み完了。

「少し先にお話に行ってきます。」とボス。

私は車を駐車スペースに入れて待機していました。

しかし、その後ボスはなかなか戻ってきません。

しばらくして戻ってきたのですがひどく神妙な感じです。

「あ。。。今日は支援は中止ですね。。。休日調整してもらったのにすみません」

「なんかありました?」

「いや、どうも亡くなって。。。」

「え、ご本人?」

「いや、キーパーソンですの方です。」

支援の対象は若い方でした。ボスはまだ5日ほど前に電話でキーパーソンと支援の調整をしていて色々方向性を決定し、その5日後だったようです。

今回支援が中止になりましたがここで問題が。

私は高齢期が専門です。年齢的にも親族の若い方がご両親を送られるパターンが多いです。まれに子どもさんが先にというパターンもありますが。。

今回障碍支援関連では、サポートする側が亡くなるという事態です。

このようなことになると残された障碍ある子どもさんは窮地に追いやられます。メインで援助していた方が亡くなると家庭内にも大きな変化が生じます。

今まで家族内で援助を担当していなかった家族にも影響が出ますし、ご本人も今までの就労先に出かけるのもいろいろ支障が出てくると思います。

なんでもそうですが、援助する側がダウンするということは非常に厳しい現実となります。

亡くなられたご家族もきっと無念であったと思います。

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