ここしばらく見習いのみとして障碍者福祉関連のサポートをしています。
サポートをする方が精神障害関連の人が多いため知識の少なさが正直ネックになっているように感じています。
今までは高齢期が専門でしたが、新しい分野を学ぶときには正直圧倒的に知識不足があるように感じます。
これは断定的なものではなく私の個人的な感覚かもしれないことを前置きしてのことですが、精神障害の若い方も多く、自分の疾患などに関していろいろ調べている方が多いように感じます。
当然高齢者の方もそれなりに勉強されている事も多いのですが、当事者が若いこともありまたネットなどの普及により物事を調べることが比較的容易な時代であると感じます。
当事者というのはかなり勉強をしている場合も多い。
誰しもそうだと思うのですが、困ったことに直面した場合
あきらめるパターンと、解決に向けて取り組むパターンに分かれるところがあるように感じます。
年齢によるわけではないものの、高齢期になると不都合さに関して積極的なパターンと、障害を仕方ないものと需要するパターンとがあるように感じます。
どちらもそうですが、人は困難になると何とかその問題を解決するべく手段を講じるため知識レベルで専門職が劣ってしまうこともあります。
私も実際現場に出て自身の情報力の少なさを悲しく感じる時があります。
解決という目的があるので知識量が増えるのもうなずけるところです。
社会的な背景もあり精神的に病む方も増えている 2019.03.10追記
働き方改革などがあるものの、人間関係などの対人ストレスはおそらく永遠の課題になると思います。
私も働いていて相談を受ける方の中に「仕事の人間関係」でのバーンアウトや、職場の労働環境の悪化などで疾患を患ってしまう方も一定数ありまた少なくないと感じます。
人が働くにはその裏に生活が懸かっています。シングルマザーな方や働き盛りの男性などストレスを外に表出しにくい世代や、社会的な環境もあるように感じます。
このような背景もありストレスマネジメントとしての精神保健福祉士の在り方というのも必要にされると感じています。
精神保健福祉士の今後
介護福祉士、社会福祉士、精神保健福祉士と3つの福祉士がありますが、後発組であることもあり取得者もまだまだ少ないようです。
しかしながらストレスが多いこの社会にあって需要は多くなるように感じます。また国も高齢者と、障碍者の枠を超えての社会福祉の構築を考えていることからこれからも需要は高まると推測できます。
また、疾患の特性上、地域への移行が叫ばれているものの、病院を主にした対応が未だに中心であるようにも感じます。
国は地域社会へとの方針を立てていますからこの方向に従うなら役割も多いように感じます。
独立という視点もあるのではないか?2019.03.10追記
病院でのソーシャルワーカーというのはよくある話です。しかし、なかなか業務も多忙で、病棟のベッドコントロールなどで時間を費やしてしまいもやもやしながら働かれている方も少なくないはずです。
私の薄識で恐縮ですが、このような精神関係の相談職として国家資格として確立しているのは精神保健福祉士のみではないかと感じます。
大学院を出て取得できる臨床心理士などもありますがあちらは国家資格ではないことから精神保健福祉士の心理カウンセラーなどの役割という物も活用の途があるのではないかと感じています。
お仕事が独立型の居宅介護支援事業所、社会福祉士事務所などを持たれている方などは精神関係のカウンセリングなども有益ではないかと感じています。
今後の働く場所も工夫次第で増えていく。そんな気がします。
とりあえず取得を目的としてでも挑戦する意義
資格に応じた仕事をしなければ意味がないとの話もありますが、取得にかかる過程というのはそれなりに努力を要します。また、取得のために少なくとも何もしないより確実に知識の習得が可能になります。
そのうえで取得したことで実務に応用力がついてくると思います。
人は悲しいことに何かを目的としないと行動に移せないものです。
まずは取得でもいいので小さな成功体験の積み重ねが重要な感じがします。
とってからが本番ですが、取得する小さな成功体験というものを私は結構重視しています。
今後取得を前提にブログなども書いていきます。ともに取得しようという方はぜひご連絡ください。