暑い日々が続いています。全国では熱中症が猛威を振るっています。
ここしばらくの暑さは尋常ではなく、高齢の方は当然ですが、若い人でも侮れないレベルの暑さになっているように感じます。
昨日はお盆と、日曜日のお寺の月参りなどが重複したことから終日にわたって外回りをしていました。
どのおうちもお盆の様相でご家族でお参りをされる方がほとんどでした。
時代は変わりますが、先祖を大切にするという事は重要な事だと感じます。
昨今、お寺離れが深刻な問題になっており、若い世代の方は忙しさなどがあることも重なり、お寺との距離感ができてしまうのも現実な気がします。
それでも、このようにお盆などの習慣化されている行事にはしっかり参加していただけるという傾向は少なからずあるようです。
目的ありきでは良くないにせよ、お寺へ来てもらえると安心してもらえるとかそのような現実的な事を期待される方も少なくないかもしれません。
時代の流れに流されることをよしとは思いませんが、それでも時代の流れに応じたお寺の在り方というのも考えていかないといけない時代に入っています。
結果として、仏様の心という物を後世に伝えていくことが寺院運営をする我々の使命であるように感じます。
檀家さんの中にもお寺で何かをしてほしいというニーズはあるように感じています。
お寺の本来の立ち位置という物も考慮しながら安心してきていただけるお寺づくりをしていく必要性があるように感じます。