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放課後等デイサービスの話からみる労働力の損失

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放課後等デイサービスについてのお話です。

こちら文字通り学校が終わってからの支援になるのですが、話を聞いているとどうやらなかなか時間についての問題があるようです。

これはこの手のサービスではよく一つの課題になるところだと思うのですが

「必要な時間に限ってサービスの提供がない」

このような問題が出てきます。具体的には高齢者などでもそうですがここからこの時間までお願いしたいけど少し足りないとか、この時間まででいいいのにといった問題です。

事業者側としてはここからここまでは提供したいけれどという部分がありますし、できれば希望に沿いたいけれどという思いがあっても人員が足りていなかったりとこの辺りはとても難しいところがあります。

放課後等デイサービスをとってみると、提供時間に合わせて仕事を早退しないといけなかったりと時間の融通の面で問題が出てくるようです。

これは時間を区切って提供するサービスの悲しい宿命です。最近では時短型のサービスなども増えてきていますがそれでもさすがに個々の事由に合わせての対応はなかなか難しいのが現状のようです。

ここ最近障碍の方の支援を担当して気が付く事なのですが、高齢期の親さんを介護する方はリタイアされた方が多いように感じますが、障碍支援にあってはご家族も働き盛りであることが多いような気がします。

働いてこのこのためにお金を貯めたいと思われる方も多く、一生懸命隙間時間で働いたりされている方もあります。

このような環境から、やはり本人の支援と同時に如何に家族支援を行うかがとても重要だと思います。

実際このような形で労働人口の損失にもなっています。

お子さんが小さい、高齢の両親の介護、身体や、心に障碍があるということで支えるために働けなくなる方がいかに多い事か。。。

このような方がスムーズに働ける社会であれば、利用者さん、家族、国も潤うのにと感じてなりません。

難しいのはやはり利用される方の思いと事業者の思惑に相反関係がある側面も大きいような気がします。施設は人を抱え人件費を払っています。企業が成長するにはやはり最少の人材で最大のパフォーマンスを提供する必要が出てきます。この点は悲しいかな一部仕方ない側面もあるように感じます。

また、考えようによればこのような隙間に事業としてのニーズがある点も考慮すべきだと感じます。

ニーズに対して如何に答えるかがまた、企業の生き残りの観点からも重要であるのではないかと感じるところです。

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