今日は認知症と食事に関して少し書いてみたいと思います。
私の体験と踏まえて、少し本などを読んで勉強した事も踏まえて書いていきます。
在宅生活を見ていると何とはなしに長生きの人の特徴がわかる
私もケアマネがそこまで長いわけではないのですが、当然、介護や学生生活時代も含めてここは感じていることや体験を中心に書かせていただきます。
後半で少し本を読んで勉強したことをお話しします。
何か最近ネタ的に経済を生き抜く要素が強くなったので、本題の認知症に関しても書いていきます。
私が感じる長生きの人の特徴。認知症とも含めて
働いていらっしゃる方にはもしかすると当たり前すぎて恐縮なんですが、再確認やそうなの?的な要素が伝われば幸いです。
私の担当している方や、支援している方で85歳以上で且つ男性の傾向を少し書かせていただきます。
そもそも何故男性かと申しますと。。。
男性のほうが平均寿命が短命だから
ということです。女性で長生きの方は比率としてはやはり男性のそれより多いからです。
その中でも比較的長生きな方について考察をしてみました。
食事内容のまとめ(私考察分)
- 魚が好きな人が多い。
肉が嫌いなわけではないのですが基本的に魚好きな人が多いです。よく巷でイワシや、サバなどは体にいいよ。という話は読んでくださっている皆さんにもお馴染みかもしれません。
私の担当している人や、過去にケアした人の中でも魚が好きであるという人は多かったように感じます
3.コーヒーが好きな人が多い
お酒よりもコーヒーが好きな人が多いように感じます。担当した人に聞いてみましたが男性では1日必ず飲むという人が多くいました。また、女性に比較的この傾向が強くあるように感じました。コーヒーには利尿効果があることは知られれていますが、ポリフェノールなどから心臓への負荷の軽減効果や、血管にかかる部分にも良い影響があるように感じます。
3.乳製品を好む
一番メジャーどころとしてはやはり牛乳でしょう。余談ですが、ヤクルトを意外に愛用されている人が多く、もどきも含め牛乳や、乳酸菌飲料が好きな方が多いような気がします。
性質上定期配達にされている方が多い事から定期的な摂取の効果の表れを感じる事ができます。
4.チョコレートが好きである
購入を依頼されたことが多いもののひとつです。定期的に週に1個程度は食べている方が多いようです。当然肥満や、糖尿病など甘いものがいいとはいいがたいですが、比較的長寿の方は甘いものや、お菓子が好きな傾向があります。
本などから勉強してみたこと
今回の参考図書はこちら
こちらの眞鍋先生の著作になります。(私が昔勤めていた施設で先生が藤田保健衛生大学に勤務されていた時代に受診に行ったことがあります。)
先生の著作によりますと、サバや、イワシ、ウナギなどの魚は特に効果があるようです。
また、アーモンドや、ピーナッツなども予防効果があるとの事です。
認知症には活性酸素が影響していることからこれらの除去効果のある、ビタミンE,CやDHAなどの栄養素が重要であることを著作でお話しされています。
先生の研究と私が感じたところにすべてではないにせよ合致点があることからこの辺りはやはり認知症の予防や、長寿に影響が大きいのだと思います。
今回は認知症と食事に関する話を書かせていただきました。
結構スーパーなどで手軽にお金もかからずに手に入るもので健康は維持できるようです。
利用者さんもそうですが我々の健康ベースでも取り入れていきたい食材ですね。