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現場ストレスと自主性

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最近Twitterなどで定期的介護関係の人とコミュニケーションを図っていますが感じることは結構多くがストレスの高い状態にあるんだなという事。

よく現場の人間関係が悪いというのも良く聞く話。

皆何かに疲れて本音が言えない。ないしはいら立ちが募ってパフォーマンスが低下。なんて悪循環が発生しているように感じます。

利用者さん中心という思想も間違いではないにせよ、真剣に取り組んでいる人には結構な精神的な負担であるようにも感じます。

それは上限が無いから。気が付かずにバーンアウトされている職員が多い事に気が付きます。

私はケアマネをしていてとても感じるのですが、意外にご本人よりそれをサポートする家族が協力に疲弊していたり、サポート側の施設などが人員不足で疲労困憊なケースが多いように感じます。

利用者さんはほぼ例外なく仕方なく介護を受けている人が圧倒的であり、(病気ゃ障碍に好きでなった人はいないでしょう)私はこうしてほしいというより自分がこのようになったから他に迷惑をかけていると感じている方が多く、ないしは家族に負担をかけているという認識が表面上はわかりにくいほど援助を必要とするケースに分かれている気がします。

最近は家族が如何に負担なく今の生活を崩さずに介護ができるかを考えます。少し利用者さん第一主義ではないのかもしれませんが、まず家族の負担の軽減をしないと本人にゆとりある援助ができないと感じます。

施設に中などに目を向けても、人員不足、施設の運用方針、施設の経済的な問題、職員の自主性が尊重されないなど利用者さん意外の問題が介護に影響していることはとても多いと思います。

施設の経済的な問題は経営者が握っていることが多く、従業員側でコントロールするのは難しいことも多いですが、職場での心理ストレスの把握などは必要だと思います。

関係の悪い職員同士のシフトを変更する。パワハラのひどい人に対しての指導。細かすぎる業務の簡略化、等を少し調整するだけで労働環境も良くなると思いますし気持ちもゆとりができるように感じます。

また、よくある話で新人教育等でだれだれさんとだれだれさんは言っていることが違う事件などもよくあるかと思います。

施設などはできて期間がたつにつれてスタッフが固定するとなかなか考え方を大きく変えることが難しくなってきます。また、考え方を変えられるのは否定されていることに同じと考える方も多いため良い方向に導かれていればよいのですが、悪い環境になっていると修正が非常に難しくなる傾向があるように感じます。画一化というものであると思います

またこれは薬の飲ませる量や生命にかかわる対応については対応方法の検討が必要ですが、日常ケアレベルで全員が全員全く同じことをしないといけないという一部脅迫めいた物となる事も精神的な負担になるのではと感じます。

利用者さんから指摘などをされたら対応すべきではあると思いますが、ある一定は個人の善良な判断で良いように感じる事が多いです。しかし現実はなかなかそうさせてもらえないのが現状だと思います。

全く判断ができない人が右ならえで良いわけで多くの方は資格の有無関係なく適切な判断が取れるようにも感じます。

そのようになれば職員も働きやすく、結果として利用者さん第一主義に自然となる気がします。

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