介護していると強烈にイライラすることがあるように感じます。Twitterなどを見ていてもすごい疲弊されていいる方がいるのでこれはやはり心配になります。
よく介護の殺人なども起こる中で正直気持ちがわからんでもない。と思える節があります。
殺人は当然だめですが、至る経緯は少なからず理解ができなくない側面があります。
私は施設での介護、在宅(訪問)、ケアマネ(介護から離れている)の3種類をやりましたが、ストレスの度合いでいうと施設介護、在宅の訪問、ケアマネな気がします。
ストレスの大きさは施設での時がマックスであったと感じています。施設というのは一日中利用者、職員と密接な空間にいます。ここで価値観の違う人がいるとその苦痛の時間が長期的に続きイライラが暴発するように感じます。
施設に勤めている人は元々人が好きな人、ないしは介護をそれなりに志した人であることが多いような気がします。中には誰でもできるからという人もあると思いますが少数派なのかと感じます。
施設内でのメンタルケアの講習など今までありましたが、少しシビアな話研修を受けて改善することはほとんどなかったと思います。研修自体は講師の方が考えられたもので質が高かったりするのですが受け手としては
- うちの施設とは設定が違う
- 環境がちがう。
- お前はたらいてみろよ、ここで
- やらないかん仕事があるからむしろ現場に戻らせてくれ
というようなことも多いように感じます。
私の体験からそうなのですが現場から離れると不思議とストレスは軽減します。
講習も大切ですが少し現場から距離を置くと効果が本当に大きいように感じます。
ただ、現場で働いている人の気持ちはトップは理解していることは少ないです。理解できないのではなく環境的にわからない場合が多い気がします。また、職員さんのの中で自分から物申す方もありますが、このあたりも管理職の方にスルーされて余計にストレス暴発などということもあります。(管理職からすると自分で言えるなんてまだ問題ないやろとなるように思います)
そんな時は意外と頼れるのが同僚です。同僚から管理者に話してももらうと不思議と自分で話すより深刻度が伝わります。第三者パワーです。
現場サイドから言ってだめでも、市役所などから電話が来るとすぐに対応してくれます。不思議なものですが、権威の力でしょう。
介護は現場がすべてだと思います。皆さんに長く勤めてもらいたいです。自分の身を守れるのもまた自分です。必要に応じて外部の力をかりるといい気がします。