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訪問介護の事について。なり手が少ないことと、それなりにハードルが高い事。施設勤務などと比較も含めて。本日も調整難航の現実から。

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訪問介護は在宅の生活の要の部分なわけですが、なかなか人が集まらないようです。私もお願いしたいもののなかなか調整が難しいのです。

そのあたりつらつらと書いてみます。

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誰でもできないというハードルがあると思います。

訪問介護は居宅にて介護をするわけですが、新人さんにはハードルが高いという側面があります。

施設に勤めているといやでもたくさんの介護をやることになります。実際問題これがなかなかの数になる訳で、とてもハードな勤務になるため、施設での離職の一因であるとも感じます。

しかしながらメリットもあり、施設での勤務は基本的な介護技術の習得が可能です。これは今後介護を生業にしていく方にはとても意義があると思います。

ハードながら施設での勤務ができればその後選択の幅が広がります。

しかしながらこれが訪問介護になるとそういうわけにもいきません。

基本的には1人で様々な事をこなす必要性があることから全く介護の知識がなくスタートすると、介護を行う回数が施設に比べるとどうしても少なくなるため技術の習得に必要な繰り返しができなくなるといった問題が出てくるように感じます。

事業者、求人者の立場から考えると。

需要はあるものの、訪問介護には「移動」というものがつきものです。1つの介護にもそこに行くまでの往復の移動が存在します。

事業を運営していく以上回転率も必要ですから、提供エリアはなるべく近くで回転をさせたほうがよくなります。そうなると地域の関係で提供が難しくなることもしばしばみられます。

また、生活援助系の仕事はどうしても単価が低廉となってしまいます。事業所を維持するにもある程度の高い単価が望めないとサービスが難しかったりする側面もあります。

また、求人者の立場から見た場合でも、時間給の場合短時間でいい場合はまだしも、長時間勤務する場合は施設のような勤務形態でないと非常に経済的な合理性を欠いてしまうことが多くこの辺りが訪問介護を担う人を少なくする要因な気がします。

また、上述のように何らかで介護の経験がある場合や、事業所にある程度研修システムがないと技術を初心者の人が学ぶ場合にどうしても時間がかかってしまったりカバーが難しいケアができてしまうこともあるように感じます。

また、基本的に1人でケアに当たることからトラブルなどが生じた場合の責任の矛先は担当していたヘルパーに向かうことから心理的な障壁もあるように感じます。

在宅の要なので本当は需要が多いはず。

デイサービスでカバーができない時間帯のケアや、経済的にデイや、ショートが利用できない人などの重要な社会資源である訪問介護。

しかし調整に回りましたがこれがなかなか確保が難しいです。何とか定着してもらえるといいのですが。。。

悩み多き日々を過ごしています。

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