ケアマネを少し離れ、相談支援員の見習いとして働き始めた中での少し感じた事等を今日は書いてみようかと感じます。
高齢期は子どもの世代が介護に戸惑うことが多い。
サポートををする世代は、子どもの世代であることが多くなります。年代にもよりますが、子どもが子育て期や、子育て終了期のどの段階にあるかにもよると感じますが、子育て期に重なると、子どもの世話、親の介護が同時にのしかかります。
反面、子育て終了期後は、子育てには手がはなれるもの自身の高齢期にも重なり体力的な課題も出てきます。
同時に自身の高齢期にも差し掛かることから、年金生活などへ移行するタイミングであることから経済的な側面での課題も出てきます。
また、近年は高齢者のみの世帯も増えているため、住居の問題も出てきます。
子どもが独立していたり、地元を離れているとサポートが難しくなります。
その為、自宅での介護が難しくなり、施設に移行するなどの必要性が出てくることも増えています。
昨今の認知症問題も大きな問題の一つです。現在の対症療法的な対応から今後は少しずつ新しい治療法も確立されてくることが期待されます。
現在の家庭環境などを考えると国は在宅での介護を推奨していますが、実際は在宅での環境調整は少しハードルが上がることも多々あります。
若い世代の障がいとのありかたもまた難しい
若かい世代で障がいを有した場合、親が子どもをサポートすることが一般的です。当初は若い親もまた、子どもの成長とともに年を重ねていきます。
これは子が小さいときからサポートが必要である場合、サポートが終身にわたる事例も多くなります。
親が子の介護に多くの時間を要することになり、就労などの問題も発生してきます。この就労はご本人にとっても大切な問題で、高等部頃から今後の方向性を検討することも多いですが、それまでの支援プロセスが考慮されながら方向性が決められることになります。
また、高齢期でも問題になる住む場所の問題も課題となります。
そのように考えると高齢者も、障がい者も居住空間の問題は共通してついて回ることになります。
ご本人とともに支える方々の問題も考えなければならない
この点はやはり共通点であると感じます。
我々サポートのする3者の重要性は今後も高まると感じます。
当事者はもちろん、今後は家族のサポートについても考えていくことも必要だと感じています。