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三者面談では「特に困っていることはありません。」という人でも一対一で話し合うと実は悩みがあることもあるという話。

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ケアマネ時代からそうですが面談のときには少し気を付けないといけないこともあるように感じます。

対人支援だからではなくても結構あるあるな事例だと思います。

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人は第三者を挟むと会話の内容が原則差し障りのない内容となる。

面談のときに利用者さん、自分、事業者で話す場合と、一対一で話す場合では内容に差異が生まれることがあります。

これは利用者さんが利害関係のある人と話す場合によく見られます。

これは相手に気を遣っているからなんですね。

このような3者で話し合う場合は結構本音の部分を話してもらえない場合が多くあるように感じます。

人は皆「秘密」を持っています。

これは誰にでも共有できるとは限りません。

支援を受けている関係でもこの傾向は見て取れます。

本音を引き出すには、1対1かつ、相手のテリトリーで話すとよいかもしれない。

これは簡単にいうと、1対1でできれば自宅などのほうが良いということです。

ここに事業者などを挟まないのは当然、家族なども外したほうがいい場合も多いと思います。

これは対象の人が「家族」にも気を遣うケースがあるからです。

家族に対しては感謝しているから言いにくい。ということも多いように感じます。半面第三者は「いつもよくしてもらっています。」といわれてもここにはどれだけかの遠慮が入っているケースが多いように感じます。

援助してもらっている人に対する依存度が高い場合には良くしてもらっていても本音が言えないというケースも多いように感じます。

難しい話ですが相談を受ける側にも遠慮している場合も。

少し悲しい話ですが、相談を受ける相談関連職の自分のような人にも気を遣われることがあります。

この辺りは意外に担当制などを採用していると本音を聞き逃すことも多いように感じます。

最近思いますが、相談支援をする側も、2担当制などで対応し、それぞれ1対1で話すなどすると本音に近づける可能性も近づけるかもしれません。

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