今日は外回りが多く、子どもさんのヒアリングなどを一部担当していました。
高齢期の皆さんに比べれば、やはり活気があるというか、騒がしいというかとは言うものの子どもさんの元気さには何かと元気をいただいています。
この辺りは個人的な私見も入りますが、親さんの世代は、高齢期はどちらかというと受け身であることが多いキーパーソンも、子育て世代になるとかなり発言力が強いなと感じます。
親の愛情というのもあると思います。
誰もが子どもがよりよくなってほしいと願うからの療育なのかなと感じます。
集中力が有る事が悪いこと?
お子さんの中には集中力がありすぎて問題になるようなこともあるようです。
私は、子どもの頃はそれこそもっと集中力を高めなさいとよく言われたものでむしろ好ましいことだと感じていましたがそうばかりでも無いようです。
集中力が高まりすぎるとそこから抜け出せなくなる現象が生じます。
例えば、テレビや、ゲームもその世界に入り込んでしまうと恐ろしい集中力が生じます。
得意なことというのは時間を忘れてどれだけでも没頭できるのですが、これも度が過ぎると周りに合わせたりすることが難しくなるという現象が生じます。
特に発達障碍のある児等にはよく見られるようです。
もちろん集中力が高まるため、その分野の知識が圧倒的に高まり場合によっては大人のそれを凌駕することもあるほどです。これはとらえ方によればおおいなる武器なのですが、周りとの歩調を合わせるときには支障になるため、集中力が高まりすぎるのも問題になる場合があります。
ここをいかにバランスよくするかが重要ですが、何か長所を削るような要素もあることから複雑な側面もあります。
私の子供のころと比べると。。。
最近は発達障害について様々な事が言われるようになっています。大人の発達障害などもクローズアップされることも増えています。
私が小さい頃はまだそこまで言われていませんでしたからここしばらくのことなのかなとも感じます。
正確には昔から一定数このような発達障害に悩む人はいたものの障害という認識までには至らず個性の範疇だったのかもしれません。
私も少ない期間での事例しかないためこれでくくることはできませんので私見とさせていただきますが、明らかにLDなどを併発していたり、知的な側面の遅滞をを認めるお子さんがいる中で、実際にはかなり何でもできるようなお子さんもあるため、このあたりの鑑別というのは判断が難しい側面もあるように感じます。
ただそこに何らかの生きづらさを感じるようであれば、それはやはり生活のしずらさがあるという点から障害ということができるのかもしれません。