最近はiDeCoや積み立てNISAなどかなりいろんな運用手法が出てきています。
最近では終身雇用が確保できないというようなこともささやかれる時代で今後の老後不安も著しくなってきている感じがします。
福祉の仕事をしていると正直あまり経済との関係性が無いように感じてしまいます。
医療や福祉は景気に関係なく一定の人が年老いたり、障がいになったり、病気になったりするものです。
景気が悪いから今年は病気になるのをやめよう。。。というわけにはいかないわけです。
私はお寺のお坊さんでもありますが、当然こちらも経済の影響はあまり感じられません。一定の人が亡くなっていく。これは今も昔も変わりがないのです。
福祉の世界から見た経済の影響など
人手不足のこの業界ですが、不景気になると若干ではあるものの福祉関係に人が流れてくることも多いように感じます。
確かに厳しい労働環境ですが、上述したように、ニーズがなくなることはないのがこの業界です。また、公費などでお給料が賄われているケースが多いことから安定しているのか、不景気になると少し働き手が増えてきます。
半面一般的な産業は景気が悪くなると賃金の低下や、雇い止め、などの社会的な影響も増えてくるように感じられます。
その点で公費で負担されている点や、基本的なニーズが生命の欲求であることから一定の安定感があるということも言えるのかもしれません。
ただそれでも景気が安定していたり上昇基調である場合は経済的には差異が開くことが多く、良くも悪くも景気の影響があまり反映されないということが言えるような気がします。
国も老後は自己責任を打ち出してきている現実
iDeCoや積み立てNISAなどは元々投資に興味尚ない人にはあまり縁がない商品であったのかもしれません。しかしながら、年金財政などのひっ迫は多くの人の知るところとなり、国も運用をすすめるに至っています。
私も現在どれだけか細々と投資をしていますが投資にはリスクが伴います。
国策で投資を推奨する動きはあるものの私もリーマンショックの経済危機などを体験からした身からすると、リスクが無いとは言えません。
また、大体このような動きが出てくると相場はピークアウトしてくることも多いと感じます。
それでも現在は終身雇用も危ぶまれ、働き方改革などで労働時間が減ってきています。
これは良い面がクローズアップされていますが、残業代でやりくりしていた人には少し厳しい現実だと感じます。
また会社側から見ると人件費が浮くわけですが、経費にできなくなる分課税が増えるのでは。。と感じなくもない訳です。
また、私も15年くらい市場にいますが残念ながらその相場観を完全に理解するのは困難だということは断言できます。
そんなこんなで最近は個別銘柄には投資せずインデックスファンドというものの長期積み立てをベースに運用しています。
幸い大暴落を経験できたのでその際の対処法を学ぶことができたのは良かったと感じています。
経済の成長に合わせてコツコツと積み立てながら投資を行うこと、必要な経済知識の勉強をすること。福祉はじめ社会保障を知る事は今後非常に大切になると感じます。