障がい者のケアマネといわれる相談支援専門員の研修に来ています。
現在こちらもカリキュラムなどが変化しており、確実に時間が増えていくような様子が見られます。
相談支援専門員は原則サービスを利用する人は計画を作成する必要性があるためか、またなり手が少なかったり、取得していてもペーパー相談員の方も多いようで150人を一人で担当したりというケースもあるようです。
取っておくだけ取っておくという人が多い反面、現場で有効活用されていない現状もある様子でした。
また、事業者の報酬算定のベースになるモニタリングもケアマネは月に1度はモニタリングがありましたが、(これは義務ですね)相談支援専門員は法で定められた月にしか訪問モニタリングの報酬が算定できないなどの不安定要素がある事もなり手が少ない原因なのかなと感じます。
ある程度質を担保するには担い手の実数を増やしていく必要があるのではないかと感じます。
私はケアマネを持っているので思うのですが、現在の障がい者制度では65歳になると原則的に介護保険への移行になってしまいます。
場合によつては担当の相談員が変わったり、必要なサービスが提供しにくくなったりとまだまだ、相互の制度のリンクがうまくいっていないように感じます。
身体障がいの方が多いが、精神や児童の分野も需要が多い。
昔からの身体の障がいに関する方が半分くらい、ここしばらくは精神障がいの方や児童関連も需要が多いようです。
これは精神障がい者の地域への移行や、ここ数年の発達障がいなどの啓発活動などで障がいの認定を受ける人が増えたこともあるかと感じます。
昔ではあまり問題にされなかった病院での長期入院問題や、発達障害のスクリーニング機能などの発達も大きいものがあると感じます。
今後も資格関連は必要があれば積極的に取得を目指します
取得してうまく活用してはじめて資格意義を成すと感じますが、学びというのはいろんな判断、選択をする場合の基礎になることもあるため取得の機会を大切にしていきたいと感じます。
今までは高齢期を専門としていましたが、障がい福祉、とりわけ精神福祉の部分などを研究していけたらいいなと感じています。